香りには、さまざまな機能や効果があります。香りをまとうことで、その人の魅力を引き出したり、香りをかぐことで、リラックスした気分や爽快な気分をもたらします。また、香りのもつマスキング作用によって、不快な匂いを消し去り、心地よい環境を創り出すなど、私たちの生活にゆとりや豊かさをもたらしてくれるのです。
 フレグランスの用途には、香水・オーデコロンなどの「フレグランス商品」、洗顔クリーム・化粧水・ファンデーションなどの「化粧品」、シャンプー・リンス・ヘアトニックなどの「トイレタリー商品」その他、医薬部外品、工業製品、香りグッズなどがあります。
 調香師(パフューマー)は何千種類もある香料素材の中から、商品の用途や目的によって、適切な素材を選び出し調香していきます。そんなパフューマーに求められるのは、さまざまな香りを識別する優れた嗅覚。
 最初は、1,000点以上ある香りを構成する1つひとつの香料素材をかぎ分けることから始め、香料と香料を混ぜ合わせたときの香り、その混合率によって香りがどう変化するかを学びます。さらに、さまざまな香水やコロンをかいで、どんな香料素材が使われているかをかぎ分けるなど、嗅覚を磨く訓練を繰り返し行ないます。
 そして、香りをつくる段階になると、すでにある香りのイメージを再現するだけでなく、オリジナリティに富んだ香りを創り出すことが必要となります。たとえば、「海岸の香り」というひとつの言葉でも「湘南の海岸」「カンヌの海岸」「サンタモニカの海岸」という風に人によってイメージする香りは異なります。調香師とはまさに「香りの芸術家」。高い感性と想像力が独創的なフレグランスを生み出すのです。当社では、本場フランスで海外研修を積むなど、世界で通用するパフューマーを育成しています。
 また一方では、「機能性香料」の研究開発に力を注いでいます。例えば、人の皮膚上にいる悪玉菌の繁殖を抑制し肌を清浄に保つ効果のある抗菌香料。メラニン色素の生成を抑制し、美白効果のある香料開発。香料自体が生分解性に優れ、地球に優しい環境問題を考えた香料などです。また、香りとして珍しい花や植物の情報があればその場所に行き、香りの抽出・分析を行ない、その中に含まれる「ユニークで有効な成分」を見つけ出し、新たな香料素材の開発にも積極的に取り組んでいます。
 最近では、「ゆずの香りがするシャンプー」といったフレーバー商品に使われる香料をフレグランス商品に応用するなど、既成の概念に捉われない「曽田香料オリジナルの良い香り」を目指しています。
 

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