現在、日常的に食されている加工食品のほとんどには、なんらかの形で食品香料が使われています。その用途は、飲料、製菓、乳飲料、調味食品、医薬品、たばこ、飼料などさまざま。形態も水溶性のエッセンス、油溶性のオイル、乳化状のクラウディ、粉末状のパウダーなど目的や用途によって使い分けられています。
 曽田香料で現在生産しているフレーバーは約2,000種類。そしてそれをはるかに超える原料を使用しています。当社では、果汁飲料、コーヒー飲料、茶系飲料などの「飲料用香料」をはじめ、キャンデー、チューインガム、クッキーなどの「製菓用香料」、スペシャリティーであるラクトン類を主軸としたクリームやマーガリンなどの「乳製品香料」、その他にも「たばこ用香料」や「飼料用香料」、スナック類の味付け等に使用される「調味食品用香料」など、さまざまな香りを世の中に生み出しています。
 新しいイメージの香りを創り出すパフューマーに対し、天然にある香りを再現するのがフレーバーリストです。フレーバーリストもパフューマーと同じく、香りを構成する1つひとつの香料素材を覚えることから始め、「マイルド」、「ソフト」、「シャープ」、「ジューシィー」、「ビター」、「サワー」、「濃厚感」、「熟成感」、「発酵感」など、何十種類もある香りの表現用語とその感覚を覚えていきます。
 そして実際に食品に香りをつけて、口の中に入れたのち、鼻に抜けていくときの香りなどを考慮し、作り上げていきます。次に最終食品を試作しその適性をみたり、また、その安定性を調べる保存試験を行って、新しいフレーバーの誕生となります。
 当社が永年培ってきた食品の分析技術と調合技術、バイオテクノロジーを利用した酵素フレーバーの技術は、食品の香味づけに留まらず、食品の本来持っている香味の補強やマスキングに活かされ、新しいいろいろな香料製品も登場しています。その代表が乳味や乳脂感を付与する乳化タイプの乳製品フレーバー。香りに加え、呈味を兼ねそなえた製品を次々と開発しています。また当社では、旨味に関わる重要な要素であるアミノ酸の分析機器をはじめ新鋭機器の導入も積極的に推進。果汁や果肉加工品、シーズニング、天然色素などの食材や食品添加物の分野でも実績を重ね、その範囲は食文化全般にわたっています。
 「健康志向」、「低糖志向」、「自然志向」など、現代の食生活や求められるニーズは多様に変化し、商品のライフサイクルはますます短くなってきています。当社では、時代のニーズを先取りした、新しいコンセプトに基づく新商品開発など、自主的な提案活動をトータルに行ない、「美味しさの総合プロデューサー」曽田香料として、新たな食の可能性を探るべく、豊かな食文化の創造に貢献してまいります。
 

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